ジョー・マッコード博士

Dr -Joe -Mc Cordライフバンテージ株式会社の科学者であるジョー・マッコード博士は、常に物事の仕組みに興味を持っていました。まだ少年の頃、クリスマスプレゼントに化学セットを貰ったことがすでに彼の人生を示していることでしょう!

彼は化学エンジニアになるつもりでしたが、大学 3 年の時に生化学に興味を惹かれました。教授は彼が大学院で生化学を専攻することを薦め、デューク大学在学中、21 歳の大学院生の彼は「今後の人生を方向付ける非常に貴重な発見をしたのです」。
彼は 1968 年4月3日のことを忘れることはありません。家に帰り腰を下ろして考えていたときに、10 年間にわたる彼の観察が、ある枠組みに理論的、合理的にぴったり当てはまることに気づいたのです。彼のひらめきの瞬間でした。翌日、彼はある実験を行いそれを確かめてみることにしました。世界的に有名な発見となった研究室でのその瞬間について、彼はこう言っています。「科学は通常、壮大なアイデアがあるからそれを証明してみようとする科学者からは生まれません。むしろ、何年も手探りの状態で、物事を辛抱強く観察し、事実を寄せ集めたものをつなぎ合わせ、学んだ情報を分かち合い共有しているうちに、いつかはそれが意味あるもとなるのです。」

マッコード博士の博士論文は、フリーラジカルを排除する酵素、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の発見でした。彼がまだ 20 代であったこのアーウィン・フリドビッチ博士との SOD 共同発見について、彼は「若さは時に過小評価されている」と言っています。この業績によって、マコード博士は、フランクリン協会が最高の賞として与えるエリオット クレッソン メダルを受賞しています。
マコード博士は化学の理学士号をローデス大学で、また生化学の博士号をデューク大学で取得し、デューク大学の医学部で若手教員として務め、南アラバマ大学の生化学部で教授兼学部長を務め、さらにデンバーのコロラド大学で医学、生化学、生物物理学、分子遺伝学、微生物学、免疫学の教授として務めた経歴があります。Webb-Waring Institute にて生化学および分子生物学の部門の責任者を務め、2006年以来ライフバンテージ株式会社の取締役会のメンバーであり、2004年~2007年までライフバンテージ科学諮問委員会の科学ディレクターを務め、さらに2011年から2012年まで最高科学責任者を勤めました。

マコード博士は、ニューイングランド ジャーナル オブ メディスンを含む、数々の科学ジャーナルに論文を発表しています。また、フリーラジカル生物学・医学学会(Society for Free Radical Biology and Medicine: SFRBM)のディスカバリー アワードも受賞しています。フリーラジカル生物学と医学の分野に対する偉大な貢献により、酸素学会の生涯功績賞を受賞しています。2004年にパリのパスツール研究所で開かれた、スーパーオキシドジスムターゼの第三回学会でも、これ以前の学会同様議長を務め、さらに栄養と健康における抗酸化国際学会(International Society of Antioxidants in Nutrition and Health)の名誉会長でもあります。